【ルール改正の影響】ピンは「立ててたまま」か「抜く」かの大問題

ルール改正により今年から、ピンを立てたままでパッティングができるようになりました。

先日のラウンドでは、ピンをどうしておくのが有利なのかということが話題になりました。私は、基本的には差したままの方が入りやすい気がしていたのですが、同伴者の方は、ピンに弾かれそうで嫌だということで、意見が分かれました。

「壁ドン」的なパッティングをされる方は、ピンがあると嫌な感じがするのかも知れません。

今までのルールでは、ピンに当たってカップインした場合にはペナルティがありましたから、どちらが有利かなんて誰も考えてこなかったことです。各地各所で意見が分かれているのではないでしょうか。

物理学的な見地からみると、ボールのスピードとピンとボールの反発係数の関係とかなんとかから、有利性の判定ができるのではないかと思います。が、おそらくその差は僅かなレベルではないかと推測されます。実際のラウンドでは無視できるレベルかと思いますので、感覚的な部分、プレーヤーが気持ちよく打てるかどうかが判定基準と考えられます。

先般のラウンドの中で、意見の集約らしきものがあったとすれば、

距離感を合わせることを優先する場合は立てたまま

という感じでした。しかし、これが正解かどうかが判明するのはもう少し後になってからかもしれません。

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そんなことですので、2~3メートルの距離を狙って行く場面においては、「差したまま派」と「抜く派」に分かれることも考えられます。ここではピンを抜いたり戻したりの場面もあるかもしれません。プレー時間短縮にはマイナスですが。

一方で、プレー時間的にみると、ロングパットでカップが見えないような時など、同伴者の方にピンを持ってもらい、ピンにボールが当たらないように打った後に抜いてもらうなどの処置が必要でしたが、このあたりはすごく楽になりました。

先日のラウンドでも、10メートルを優に超えるロングパットを一発で沈めた方がいらっしゃいましたが、「ピンはそのままでいいで~す」ということで、ピンは差したままでした。狙いやすかったのかも知れません。持ってもらうとなんか気を使いますしね。

こういう場合は、プレー時間短縮にも寄与することになります。

 

時間が経って慣れてくれば、どちらかに収斂してくるのではないかと思われますが、当面はグリーン上における新たなマナーの出現を注視することになるのでしょうか。

「情報の豊かさが注意の貧困をまねく」ことのないようにしたいものです。光るマーカーの出番でしょうか。

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