ゴルフ場によっては、グリーンが2つある場合がありますよね。
2打3打と打ってきて、ようやくグリーンが見えてきたものの、ガーミンに表示されている残り距離と見た感じがどうも違うぞという時があります。
このような違和感を感じたとき、ほとんどの場合において「もうひとつのグリーン」が選択されています。
ガーミンの設定ではプレーの前にゴルフ場を選びますが、2グリーンのゴルフ場の場合、「○○カントリー倶楽部(メイングリーン)「○○カントリー倶楽部(サブグリーン)」といったように選択肢が表示されます。
で、どちらかを選ぶことになるわけですが、実際にコースに出てみると、メインとサブが混在しているケースがよくあります。
さっきはメインだったのに、ここはサブか・・・みたいな。
こういう時に慌てずスムーズに操作する方法を把握しておかないと、違和感を持ったままショットすることになり、メンタルによろしくない影響を及ぼします。
ということで、今回は、グリーンが2つあるゴルフ場でガーミン距離計をスムーズに操作する方法をお伝えします。
表示されているグリーンを切り替える方法
2つのグリーンがあるホールでは、画面上部をタップすると、ホール番号にR(右)やL(左)の文字が表示されます。
グリーンが1つしかないホールでは、RやLの文字は表示されません。
(写真は17番ホールの右グリーン(R)までの距離を表示しています。)
左グリーンに切り替えたい場合は、画面上部の左右の矢印あたり(赤枠)をタップすることで左グリーン(L)に切り替えることができます。
分かっていれば簡単な操作なのですが、この操作を知らないとそのまま打ってしまうかもしれません。
このようにガーミンは、簡単な操作で2グリーンのゴルフ場にも対応できます。
次に、ティーイングエリアでグリーンを確認する方法を紹介します。
おそらくこれも知ってるだけで丸儲け(?)です。
ティーイングエリアでどちらのグリーンかを確認する方法
ベテランの方には常識かもしれませんが、あまり2グリーンのゴルフ場でプレーしたことがなかったこともあって、このことを知ったのは比較的最近です。
ティーイングエリアで灰皿が左側にあれば左のグリーン、右にあれば右グリーンとなります。
写真の場合は、左グリーンということになります。
なんだそんなことかという話ですが、これも知っているか知らないかです。
ティーショットの段階であらかじめどちらのグリーンかがわかっていれば、安心してそのホールに臨めますし、グリーンまでの距離を把握した状態でティーショットを打つことができます。
灰皿の位置を見れば良いだけですが、これも知ってるだけで有利ですよね。
タバコを吸わない人からすると灰皿の存在そのものを気にしていませんので、まさかグリーンの位置を示しているなんて思わないですよね。
暗号みたいで興味深い仕掛けです。
ゴルフ場に複数のグリーンがある理由
ということで、ガーミンで2グリーンのゴルフ場にもしっかり対応できるという話をしてきましたが、そもそもなぜ複数のグリーンがあるゴルフ場があるのでしょうか。
日本にゴルフが入ってきた頃は、年間を通じて日本の四季に対応できる芝がなかったことから、種類の異なるグリーンを2つ用意して、季節ごとに使い分けていたと言われています。
先人の苦労や知恵が偲ばれます。
芝の管理技術が進歩し、年間を通じて1種類の芝で対応できるようになりましたが、今でも多くのゴルフ場で2グリーンが採用されています。
ここであらためて、ゴルフ場に複数のグリーンが設置される理由を考えてみましょう。
メンテナンス
まずはメンテナンスの容易さをあげることができるでしょう。
一つのグリーンだけでは十分なメンテナンスを行うのが難しい場合がありますので、複数のグリーンを持つことで、交互に休ませながらメンテナンスを行うことができます。
グリーンはゴルフコースの中で最も手入れが必要な部分であり、定期的なメンテナンスが重要なことは言うまでもありません。
難易度の調整
ゴルフ場のグリーンにはピンホールと呼ばれるピンを差し込む穴がありますが、これを異なる場所に設定することでグリーンの難易度を調整できます。
例えば、一つのグリーンに比較的易しい場所と難しい場所の二つのピンホールがある場合、プレイヤーはそれぞれ異なる場所にピンが設定されたグリーンを攻略する必要があります。
グリーンが2つになることで、バリエーションの幅が大きく広がります。
バラエティと戦略
複数のグリーンがあることで、プレイヤーは異なる戦略を使ったり、異なるスキルを活かしたりすることができます。
例えば、距離や風向きによって異なるグリーンを選択することで(通常はそこまでしないと思いますが)、戦術的なプレーが可能になります。
以上のように、複数のグリーンがあることで、ゴルフコースをより多様化し、プレイヤーにさまざまな選択肢や戦略を提供することができます。
まとめ
2グリーンのゴルフ場に行くようになって、その奥深さに興味を持つようになりました。
同じホールでも、グリーンが違うだけでコースの難易度や面白さがまるで変わってきます。
途中に配置されているバンカーや樹木がそこにある意味も変化してきます。
メンバーになるなら、グリーンが複数あることも要素に加えてもいいかも知れません
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。ゴルフができる幸せに感謝します。