後から入会した第2ホームコースのハンディキャップの仕組みが、どうもそれまでの第1ホームコースとは違うなと思ってました。
第2ホームではインデックスという名称で示されていて、私の場合、13.3となっているのですが、ハンディキャップとしてはちょっと甘い(厳しい?)んじゃないのぐらいに思ってました。
先日メンバーさんと話をしていて、これは第1ホームのようなクラブハンディとは似て非なるものであることにようやく気がつきました。今頃ですか?という話です。
ハンディキャップインデックス
インデックスと言うと、ファンドのことかと思ってしまうのですが、ハンディキャップインデックスとは、世界標準のハンディキャップ制度のことで、標準的なコースにおけるプレーヤーの潜在的な技量を示したもの、というのが定義です。
潜在技量の尺度ということですので、どのコースでプレーするかによって、ハンディが変動することになります。
コースによって難易度が違いますので、例えば前回の月例では14だったハンディが、コースやティーが変わることで15や13になったりもするわけです。
難しいコースほど実力の差が出る
実際のゴルフコースは、距離だけでなく、色んな要素で難易度が変わります。
嫌なところにバンカーがあったり、池が効いていたり、グリーンが砲台であったり、そうした要素を加味して「スロープレート」というのが決められています。
スロープレートとは、全米ゴルフ協会(USGA)が考案したとのことですが、様々なスコアデータを分析して、プレーヤーのハンディキャップ、スコア、コース難易度の複雑な関係性を標準化したようです。これはまさに研究です。
出所:日本ゴルフ協会HP
縦軸をコースハンディ、横軸をハンディキャップインデックスとしていますが、難しいコースほど傾きが急になるということです。つまり、難しいコースほど実力の差が出やすいということになります。
スロープレートという言葉は、コースの難易度によって傾き(スロープ)が変化することに由来しているようです。
これは過去の経験からも実感できることです。
【ゴルフ上達への道】最大の鬼門はアプローチ〜メンタルもやられます〜 - 57歳からの定年ゴルフ
この時にしみじみ思ったのは、厳しいコースほどごまかしがきかず、素の実力が出るというか、一度の過ちを許してくれないということでした。
従来のコースレートはスクラッチゴルファーを基準としてましたが、スロープレートはボギーゴルファーという概念も加わり、そのスコア差がコースの難易度に反映されています。
ちなみに、スクラッチプレーヤーとボギーゴルフファーの違いが下図のとおりです。
こう見ると、私は紛れもなくボギーゴルファーです。
これからはインデックスで統一される
「ハンディキャップインデックス」が導入されたのは2014年です。それから順次この仕組みが採用されるようになってきたようです。
第1ホームではまだこの仕組みが導入されていないこともあって、私はインデックスのことを知らずに来ましたが、やがてはハンディキャップインデックスで統一されるといわれています。
ちょっと真面目にまとめてみました。今さらですが、ハンディキャップインデックスの話でした。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。