【どうするガーミンS40】バッテリーの減りが早くなった時の対処方法

我が愛機ガーミンS40のバッテリーが少し弱ってきたようです。

購入したのが2019年5月。使用期間は4年弱ですので、普通ならまだまだ大丈夫かと思いますが、途中長期間放置してしまった期間がありましたので、通常以上に減りが早くなってしまったのかもしれません。

1ラウンド位ならしばらくは持つ感じはしますが、ラウンド中の追加充電も難しいでしょうし、バッテリーがヘタってしまう前に何らかの対策を考えておきたいところです。

ということで、この記事ではガーミンゴルフウォッチのバッテリーが心許なくなった時の対処方法についてまとめてみました。

 

 

長期間の保管で気をつけること

まずはバッテリーがなぜこんなにも早く弱ってきたのかですが、最大の原因は、以前記事にも書いたように、長期間放置してしまったことでしょう。

【GARMIN Approach S40】しばらく使ってなかったら充電できなくなっていた【復活する方法】 - 57歳からの定年ゴルフ

この記事では、しばらく使ってなかったら充電ができなくなって焦ったという経験を書きました。

今回は、バッテリーが弱ってきた事例です。

長期間の放置について、ガーミンのHPを見ると、以下のような注意書きがあります。

デバイスを2〜3か月使用しない場合、バッテリーを50%程度充電した状態で、高温多湿の場所を避けて保管してください。長期保管後は、使用する前にデバイスを充電してください。

平時なら2〜3か月もゴルフウォッチを使わないことは考えにくいですので、こうした注意書きは気にすることもないかもしれません。

放電した状態で長期間保管すると、電池のプレートが劣化して傷んでしまい充電ができなくなります。

リチウムイオン電池にとって、これは致命的ですね。

ガーミンにかかわらず、リチウムイオン電池の使用方法として一般に言われていることですが、弱ってしまったものは仕方がありませんので、このあとどうするかです。

内臓バッテリーは交換できる

まず考えられるのは、バッテリーの交換です。

ガーミンでは、バッテリーの交換を修理として受け付けています。

機種ごとの修理料金が公式HPで開示されていて、それによると、私の愛機S40の修理料金(バッテリー交換と同一料金)は次のとおりです。

  • Approach S40    :¥17,400(税込 ¥19,140)

なかなかのお値段です。

S40の後継機種であるS42は現在4万円前後で買えますので、19,140円というと新品価格のほぼ半分です。

なかなか悩ましい水準ですね。いいとこ攻めてきます。

ちなみに、他の主力機種の修理料金(バッテリー交換の料金)は次のとおりです。

  • Approach S42    :¥19,500(税込 ¥21,450)
  • Approach S62    :¥34,000(税込 ¥37,400)

これまたなかなかのお値段(°_°)

 

結局S42へ乗り換えた

ということで、少し悩みましたが、結局S42に買い換えることにしました。

バッテリーの減りも気になりましたし、その影響か少し挙動が怪しい時もありましたので、プレーに集中するために思い切って乗り換えることにしました。

楽天ポイントが20,000ポイントくらいあったことも後押しとなりました。

見た目はほとんど変わらない

S42はS40の後継機で、2021年3月に発売された機種ですが、見た目はほとんど変わりません。

というか全く一緒です。

S42(ガーミン公式サイトより)

S40(ガーミン公式サイトより)

本体大きさはもとより、画面の大きさ(1.2インチ)、解像度(240×240)、重さ(43g)まで全く一緒です。

間違って持ち出さないように気をつけなければなりません。

S40とS42の最大の違い

ということで、見た目が全く同じなのになぜ新製品として販売されたかですが、S40とS42の最大の違いはGPS性能の進化です。

S40がみちびきの補完信号のみ受信できたのに対し、S42では補強信号(L1S)も利用できるようになりました。

技術的なことはよくわからないのですが、これにより距離の誤差が1m程度になったようです。

ガーミン公式HPより

ガーミンのHPから引用しますと、

一般的に、みちびきやGPSなどによるL1C/A信号の衛星測位では、誤差10m程度になるといわれています。これまでもGarmin社独自の技術により、位置精度は誤差3m程度※2となっておりました。みちびきL1Sのサブメータ級測位補強に対応することで、さら精度が向上し誤差1m程度※1で測位を行うことが可能となります 。

※1 測位時の衛星の位置や環境により誤差が大きくなる場合があります。
※2 ガーミン社調べ

なんかすごいです。

この違いに今まで気が付かなかったのが悔やまれます。でも、かなり楽しみですね。

今でこそみちびきのL1S信号を受信できるゴルフウォッチは増えてきましたが、S42発売当時、ガーミンのゴルフウォッチとしては、2020年発売のApproach S62に続いて2機種目だったとのことです。

遅ればせながら、ようやく追いつきました。

 

GPS距離計を使うメリット

さて、ゴルフの距離計が出始めた頃は、機械に頼ることに否定的な声も聞かれました。

目測でしっかりと距離を把握できるのも実力のうちではないかみたいなことだったと思いますが、今や、いかにツールを使いこなして効果を最大化するかという考え方が主流になってきているように思います。

やはり2019年のルール改正により、距離計の使用が可能になったことが大きいですね。

そんなことで、GPS距離計を使うメリットをあらためて考えてみると、以下の4点に整理できるかと思います。

正確な距離の測定

GPS距離計は、コース内の各ホールやハザードなどの距離を正確に測定することができます。これにより、正確なクラブ選択や戦略を立てることができます。

効率的なラウンド

GPS距離計は、距離を正確に測定することにより、ボールを打つ前にヤード数を推測する必要がなくなります。これにより、ラウンドをより効率的に進めることができます。

コースマネジメントの改善

GPS距離計を使うことで、コース内の距離や障害物を正確に把握できます。これにより、自分のスキルや限界を把握し、コースマネジメントを改善することができます。

プレッシャーの軽減

GPS距離計は、自分が打つべき距離を正確に測定できるため、自信を持って打つことができます。また、正確な距離を知ることにより、自分に合ったクラブを選択できるため、打球精度が向上し、プレッシャーを軽減することができます。

私自身は特に、4つ目のプレッシャーの軽減の効果が大きいと感じています。打つ瞬間に少しでも迷いがあると、往々にして良くない結果となります。

S62の後継機種への期待

さて、S42は発売から2年が過ぎましたが、S42の上位機種であるGarmin Approach S62は発売されてまもなく3年になります。発売は2020年の4月でした。

そろそろ新機種の登場が期待されるところでしたので、S42への乗り換えももう少し待ってみるという選択もありました。

しかしながら、そもそも新機種が出るかどうかもわかりませんし、目先のラウンドを優先したというところです。

いずれにしても、オートショット機能を中心としたガーミンゴルフウォッチのさらなる進化に期待したいですね。

 

 

まとめ

ということで、『バッテリーの減りが早くなった時の対処方法』というタイトルなのに、結局買い換えたという話でした。

しかし、せっかくS42を手に入れたのに、なんだかんだで週末ごとに予定が入ってきて、なかなかラウンドする機会がありません。

一方で、充電だけは十分です。

3月には何回かラウンド予定が入ってますので、みちびきL1S信号の威力を体感したいと思います。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。