今年こそは、本格的にゴルフに復帰しようと気合が入っています。
それに向けて、以前のようなガーミンアプローチを中心とする「(超私的)ゴルフ管理システム」をもう一度ルーティンに組み入れようと取り組んでいます。
そんなことでこの記事は、ガーミン に関する私の個人的なメモの側面もありますので、あらかじめご了承ください。
ただし、日頃からガーミンのゴルフウォッチ(S62とかS42とか)を使っている方、あるいはこれから距離計を購入しようと検討している方には、少しはお役に立てる記事かなと思いますので、ぜひ最後までお読みいただければと思います。
ガーミンを中心としたシステムの全体像
ということで、全体のフローを図にまとめてみました。
まずは、ショットデータをガーミンウォッチに取り込むことから始まります。
そして、ガーミンウォッチに取り込んだショットデータをスマホ(アプリ)と同期させることで、アプリ上で様々な分析ができるというものです。
様々なデータから自分のゴルフの傾向をあぶり出し、どこが悪いのかを見える化した上で、弱点に対して的を絞った対策を講じる。こういうイメージです。
ビジネスの世界では、データを収集して分析を行うことは戦略を策定する上での基本ですが、それはゴルフでも同じという考えです。
このサイクルをうまく機能させるためには、なるべく簡単にデータを収集できる仕組みが望ましいと言えます。
ショットデータを収集するのに負荷がかかっていては、ゴルフに集中できなくなります。加えてそのデータを様々な角度から分析できる仕組みも必要です。
ゴルフウォッチの基本的な機能は距離計ですが、ガーミンのようなデバイスとアプリによって、こうしたマネジメントサイクルが実現できます(と信じています)。
ここがすごい!ガーミンを使うメリット
ガーミンを使ってゴルフをマネジメントするメリットについて解説します。
オートショット機能
ゴルフウォッチがショットの衝撃を感知
このシステムの根幹を支えるのがガーミンオートショット機能です。
オートショット機能とは、ゴルフウォッチがボールを打った衝撃を感知して、ショットを計測する機能です。
これにより、ショットした地点を自動で記録することができます。
実際にボールを打つと、こんな画面に切り替わります。
この画面でショットに使用した番手を登録していくことになります。
打ったボールの地点まで行くと、ショットした地点からの距離が測定されます。
すぐに飛距離が把握できますので、その日の調子も把握できるでしょう。
注意点
オートショット機能を使うにあたっては、以下の点に注意する必要があります。
- チップショットやパットは記録できない
- ゴルフウォッチのスコアリングはオンにしておく
チップショットやパットも記録したい場合、別売りのクラブセンサー(Garmin Approach CT10)をクラブに装着する必要があります。
別途ツールが必要になりますが、特に意識することなくショットが記録できるのはかなり便利です。特にチップショットやパットの場合、次のアクションまでの時間が短いですので、記録漏れを防止する観点からも装着をお勧めします。
こうして記録したショット記録をスマホアプリと同期させることで、以下の図のようなショット履歴を残すことができます。
これはかなり楽しい。
【GARMIN Approach CT10】オートショット機能完璧化プロジェクト、ついに始動! - 57歳からの定年ゴルフ
ゴルフアプリにできること
ショット記録やラウンドスコアをゴルフウォッチに保存したあとは、アプリと同期させます。その相手方がGARMIN GOLF アプリです。
ガーミンウォッチを手に入れたなら、ダウンロードしておくことをオススメします。
スマホにガーミンゴルフアプリを入れておくことで、ゴルフに関する様々なデータを分析できるようになります。
測定される項目が多く、ラウンド数が少なくても見ているだけで楽しくなります。
少し紹介します。
詳細メニューからパフォーマンス統計を選択すると、様々な分析メニューが表示されます。
例えば、ショットの概要の詳細を表示すると、ドライブ、アプローチ、チップ、パットごとに統計データや傾向に関するコメントが表示されます。
ドライブショットなら以下のような統計結果が表示されます。
(39ヤードって何?笑)
ちなみにコメントも付いてきます。
ショットのばらつき領域の中心はちょうどセンターライン上にあります。真ん中に照準を合わせて、フェアウェイに入る確率をさらに上げてください。ショットがフェアウェイを外すと、平均すると1ラウンドあたり2.43打増えます。ハザードや樹木を避けるターゲットラインを選択してください。
フェアウェイを外すだけで2打以上も余計に叩いていると言われてかなりショックでございます。
いずれにしても正確な分析をするためには、スコアやショット記録を正確に記録しておく必要があります。
ラウンド後でも、デバイス側やアプリで修正することができますので、ここは面倒がらずにこまめに修正し、データの正確性向上に努めたいところです。
必要なデバイスについて
この仕組みを機能させるために必要なデバイスを紹介します。
オートショット機能を持つGarmin Approach
中心となるデバイスは、オートショット機能を搭載しているゴルフウォッチです。
代表的なものは、以下の機種になります。
- ガーミンS62
- ガーミンS42
S62の方が高機能ではありますが、S42にもオートショット機能が搭載されていますので、ゴルフ管理システムを構築するという目的ならS42でも十分と言えます。
ちなみに私個人はS42の前の機種であるS40を使用していますが、オートショット機能は十分機能しています。
Garmin Approach CT10
ショットを自動で記録してくれるオートショット機能ですが、パットやチップショットは記録することができません。
グリーン周りの記録は必要ないという方もいるかもしれませんが、上達のためにはグリーン周りこそきっちり押さえておきたいものです。
そこで登場するのが、クラブセンサーであるCT10です。
グリーン周りに使うクラブに装着しておくことで、オートショット機能をより効果的に活用することができます。
CT10には、14本すべてのクラブに取り付けられるフルセットと、パターやウェッジなど頻繁に使用する3本のクラブを選択して取り付ける3センサーパックの2種類があります。
とりあえずオートショット機能の世界観を味わってみたいという場合は、3センサーで十分だと思います。
スマートフォン(アプリ)
ゴルフウォッチやクラブセンサーで収集したショット記録やスコアをアプリに同期させます。
以上が必要なデバイス類です。
個人的な考えとしては、S42とCT10(3個)の組み合わせで、私的ゴルフ管理システムを構築することができます。
まとめ
ここで紹介したゴルフウォッチはそれなりにお値段がしますので、単なる距離計で終わらせるのはもったいない話です。
オートショット機能を中心とした、ゴルフ上達のための機能をうまく活用することで、お値段以上の価値を見出したいところです。
主力機種のGarmin Approach S62が発売されてまもなく3年になります。発売は2020年の4月でした。
今も人気のゴルフウォッチですが、そろそろ新機種の登場が期待されるところですね。
後継機種がいつ出るのかはわかりませんが、ゴルフウォッチに限らず、必要と思った時に手に入れるのがベストタイミングと思っていますが、S40ユーザーとしては、後継機種にかなり注目しています。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。