【月例参戦】事件はグリーン周りで起きる

競技に出場するというのは刺激になっていいものです。しかし、大失敗したり散々な結果に終わると必要以上に落ち込みますよね。

そんなことで、先日2ヶ月ぶりに第1ホーム(最初に入会したクラブのことです)の月例に参加してきました。

ここでのハンデは19。これまでなかなか月例で80台を出すことができず、長年このハンデに甘んじてきました。

しかし、今年は何としてもブレークスルーしたい。一皮剥けたい。その意気込みが伝わったのかどうか、渡されたロッカー番号は90番でした。それならと貴重品ロッカーは80番を選択。この二つの番号の間で着地させたいという願いを込めて。

ちなみに朝はフェアウエイにもうっすら雪が残っていました。

 

午前中のスコアは「42」

スタート時は、まだ少し雪が残っている状態でしたが、寒すぎることもなく、まずまずのコンデションでした。

プレー中、このブログで書いた場面を思い起こすことも多く、文章化しておく効用を感じながらのラウンドでした。

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また、調子のいい時は細部にも気が回るので、スイングも雑にならないものです。集中している状態ですね。

願いが通じたのか、午前中のスコアは「42」。ハンデを勘案するとアンダーペースで回れました。雪もしばらくして溶けてしまいましたし。

具体的には、パーが4つ、ボギーが4つ、ダブルボギーが1つの6オーバー、パット数も17パットでした。6オーバーって私にとっては3アンダーです。

このままの調子でいければ、優勝も十分狙えるスコアです。否が応でも期待は高まります。

目標を達成した気分で後半へ

午後のスタートホール、ダブルボギーのスタートとなってしまいました。

あれ? ちょっと違うんじゃない? 

午前中の間に最大限に高まった期待とダブルボギーという現実。ここから一気に綻んでいくことになります。

そして早くも次のホールで事件が起きてしまいます。グリーン周りから。

午後の2ホール目は、少し打ち上げていくミドル。400ヤードぐらいあるので、実質420ヤードのイメージでなかなか2オンは難しい。ということで、グリーンまであと少しというところから満を持して放った3打目がなんとトップ。グリーン奥のラフまでいってしまいました。

4打目地点からは下っているグリーンに向けて打つことになります。ピンは三段グリーンの真ん中の面。すごく嫌な状況です。

あ〜あ、あんなとこからトップするかなーとかくよくよする。

そんな気持ちを持ちつつ次のショットへ。強く打って下の段まで行ってしまうのを嫌がってしまい、チビってしまう。

結局、ボールはグリーンに端にちょこんと乗っただけで止まってしまいました。(下図のA地点)

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この時点で相当気落ちしています。

次が5打目。入ってもボギー。でもこんなパット入るはずがありません。10メートル以上あるし。で、そんな気持ちで打つとどうなるか。

こうなります。

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三段グリーンの下まで行ってしまいました。(B地点)

下まで行くのが嫌でチビって打ってしまったのに、結局巡り巡って下の段。川柳になりそうです。もう気落ちのレベルを超えています。

で、そんな気持ちで打つとどうなるか。

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B地点から打ったパット(6打目)は、ピンに向かって進んだものの、傾斜を登りきれず、C地点に逆戻り。この時点でほとんど意識がありません。

その後、C地点からさらに3打かかり、このホール9。このホールだけで5オーバー。

終わった直後は自分が何打打ったのかもすぐには言えず、何度も振り返って数え直し、同伴者の方にも確認してもらいながらのホールアウトとなりました。

同伴者の皆さん、気を遣わせて本当にすみません。また一緒に回ってください。

しかし、何が起きたのでしょうか。アマチュアにはありがちとかそういう問題ではなくて、この時の自分の心の動きをもう一度振り返りながら、次に同じ状況になった時にしっかり対処できるようにする必要があります。

今回は、期待感の高まりの反動が大きすぎて、自分では支えきれなかった感じです。午前中少々いいスコアが出ても、普段よりも調子が良くても、普段と変わらず同じメンタルでプレーすることが大切なようですね。次頑張ります。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。