【老後資金】定年退職後に安心してゴルフを楽しむためにはいくら必要か?

老後資金がいくら必要かについて、一説によると3,000万円とか、場合によってはそれ以上だとか言われています。

「へ〜、そうですか」という感じですが、いくら必要かなんていうのは、それぞれの環境によっても違うし、どんな老後を過ごしたいかでも変わってくると思います。

こうした試算の根拠としては、年金だけでは赤字ですよ、こんなことやあんなことが起こるかもしれませんよ、ということのようですので、最後の数字だけを妄信せず、自分の環境に応じて、自分で計算してみることが大切でしょう。

さて、こういう試算にゴルフ費用がどれほど盛り込まれているのか分かりませんが(というか、盛り込まれているほうがおかしい)、今回はゴルフだけにスポットを当てて、定年退職後も安心してゴルフに取り組むためには、一体いくら必要なのかを考えてみました。

ようやくこのブログの主旨にたどり着いた感じです。だいたい想像はつきますが。

 

対象期間・費目

何歳までゴルフをするかですが、ここでは平均的な健康年齢を意識して、65歳から74歳までの10年間としました。

また、資金を準備すべき費目として、「プレー費」「年会費」「用具・消耗品」「練習代」としました。

それではひとつずつ見ていくこととします。

プレー費

プレー費の総額は「単価×回数」で決まります。

単価については、ホームコースしか行かないことにして、7,000円/回と設定しましょう。

回数については、月3回ぐらいでしょうか。2つのホームコースの月例に出て、あと1回くらいはプライベートでまわる計算です。

これによると、10年間で、

7,000円×3回×12か月×10年 = 2,520,000円 となります。

年会費

現在支払っている年会費について、細かい話ですが消費税を10%とすると、2か所で59,400円となります。10年間では以下の金額です。

59,400円✖️10年 = 594,000円

これだけで300万円ぐらいになります。なんか大きな金額になりそうですが、かまわず次に行きましょう。

用具・消耗品

●クラブ

悩ましいのはクラブです。10年間のうちには体の変化も想定されますので、1回くらいは全部入れ替えぐらいのことを見込んでおく必要がありそうです。

ちょっと奮発気味に250,000円としておきましょう。

●シューズ

次はシューズ、1足を3年ぐらいは履くでしょうか。ということは10年間で3足。

ということで、20,000円×3足 = 60,000円

●ウエア

ウエアはどうでしょうか。グローブ込みで1シーズン15,000円ぐらいにしておきましょうか。

ということで、15,000円×10年 = 150,000円

●キャディバッグ

10年もあれば、キャディバッグも買いますよね。2つぐらいにしておきますか。

30,000円×2 = 60,000円

●ボール

次に、消耗品として、まずはボールでしょうか。年間36ラウンドになりますので、3ダースとしましょう。

3,000円×3ダース×10年 = 90,000円

●ティー

先日PayPayで購入しましたが、年間2,000円くらいですかね。

ということで、10年で20,000円。 

練習代

そう言えば練習場へも行くかもしれませんね。第2ホームコースは無料で練習場が利用できますので、退職後に他の練習場へ行く機会はだいぶ減るのではないかと思います。

そんなことで年間10,000円(5,000円×2枚)くらいですかね。10年では100,000円となります。

 

合計

以上、合計すると、以下のようになります。

プレー費  2,520,000円

年会費    594,000円

用具・消耗品 630,000円

練習代    100,000円

合計    3,844,000円

やはりけっこうな額になります。

計算過程をご覧いただきましたように、あくまで一定の前提条件に基づき試算したものです。ですので、月3回なんて少なすぎるとか、年に何回かは遠征に行くとか、俺はボールをなくさないとか、人によってゴルフ属性は様々かと思います。

また、高齢になられても元気にゴルフをされている方はたくさんいらっしゃいます。

そんなことで、この試算結果はあくまで基準値とし、ゴルフ環境に応じて増減させるというイメージでしょうか。ま、ざくっと400万円と考えていいかもしれません。

何歳まで仕事をするかによっても変わってくる話ですが、65歳に完全リタイアするなら準備しておく1つの目線にはなりそうです。

単純な計算ですが、こうして実際に金額にしてみると退職後を具体的にイメージしてしまいます。なんかリアルです。退職後に安心してゴルフができるということは、健康面も含めて、きっと幸せなことなのでしょう。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。