【もはや距離計は必須アイテム】ゴルフのIT化はどこまで進むのか⁉️

今年も残すところ1か月余りとなりました。

少し気が早いですが、この1年を振り返ってみますと、ゴルフにおける今年のベストバイは、なんと言っても「GARMIN  approach S40」でした。

ガーミンについては、過去に何度も記事にしてますので、ここでは触れませんが、軽さといい、デザインといい、そしてオートショット機能といい、ガーミンのおかげでゴルフが一気に楽しくなりました。

特にオートショット機能は、ゴルフ×ITを強く感じさせてくれます。楽しい時代になりました。

残念ながら秋口からアプローチイップスに悩まされ、ゴルフが少し苦しくなってきていますが、「GARMIN  approach S40」のおかげでまだまだ楽しめる要素も十分確保できています。

 

さて、ITといえば、以前にこんな記事を書きました。

今年はカートナビが一気に浸透した年でした。

まれにカートナビのないゴルフ場でプレーすると、あれ、このカート何か足りないんじゃと思うくらいです。

一方で、コンペの時など、ライバルのスコアがリアルタイムでチェックできるもんですから、余計に力が入ってしまうという副作用もあります。

 

そんななか、少し前ですが、こんなニュースがありました。(NTTドコモのHPより引用)

NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)と、株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)、株式会社ミライト(以下、ミライト)、富士通株式会社(以下、富士通)、株式会社長野京急カントリークラブ(以下、長野京急CC)は、ゴルフ場経営改善の実現に向け、長野京急CCで、第5世代移動通信方式(以下、5G)の実証試験(以下、本試験)を、2019年11月11日(月)から11月15日(金)まで共同で実施しています。2019年11月13日(水)には、端末の移動時における複数基地局、複数端末を接続した環境下で、平均1Gbpsを超える5G を用いた映像伝送に成功しました。

ゴルフのために5Gを活用した実証実験をしたという内容です。

次世代の通信システムである5Gは、「高速・大容量」「低遅延」「多数端末との接続」という特徴があり、これにより、4Kとか8Kの高精細映像やARやVRを活用した高臨場感のある映像を送ったり、自動運転や遠隔医療などの実現も期待されるなど、産業を革新すると言われている技術です。

この進化の波が、ゴルフにも押し寄せようとしています。

で、この実験では何をしたかと言うと・・・

本試験では、長野京急CCの1番ホールに28GHz帯の5G通信エリアを構築し、ゴルフプレイヤーのショット 映像で弾道分析をすることで落下地点を予測し、その結果をプレーヤーのタブレットおよび次世代ディスプレイ カート※に表示させる「落下地点予測」と、ティーショットの映像を4K360度カメラで撮影し、高精細な映像を5G 端末などにライブ配信する「ライブ映像伝送」の試験を行いました。

つまり、5Gの技術を使ってボールの行方を予測するという実験です。実験のイメージは下図のとおりです。(NTTドコモのHPより引用)

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5Gの技術がなければ実現できなかったことでしょう。

先日もラフに入った(はずの)ボールをひとしきり探して、結局発見できずに終わったことがありました。

あるはずのボールがない悔しさ。何よりボールを探す時間がもったいない。プレーの遅延にもつながります。

素人考えでは、ボールにGPS機能を持たせて、アプリかなんかでスマホに表示させることができるようになるのではないか・・・という期待もありましたが、まさか落下地点を予測するような実験をしてるとは想像もできませんでした。

こんなことが進めば、将来的にロストボールがなくなることが期待できます。ロストがなくなるって変な言い方ですが。

システム的なサポートがあれば、思い切って打つことができて、ボールの行方を気にして早く顔が上がってしまうこともなくなるかもしれません。

 

さらに、NTTドコモのニュースリリースをみていると、日本プロゴルフ協会と連携し、5Gを活用したゴルフレッスンの遠隔提供に向けた実証実験も行うようです。

イメージはこんな感じです。

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                〔出所:NTTドコモHP〕

遠隔医療ができるなら遠隔レッスンぐらいできるって言う話かもしれませんが、なんかすごい時代になってきたもんです。

もはや場所という概念すらなくなりつつあります。恐るべし5G

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。