【ゴルフ上達への道】一流プロがやっているパットがスゴイ!

皆さんは、パターというクラブをどのように打っていますか。

ヘッドを真っ直ぐ引いて、真っ直ぐ打つ。これがセオリーかもしれませんが、唯一の正解でもないようです。

少し前の朝日新聞に、鈴木愛プロの特集記事が掲載されていました(2020年2月24日付)。

この記事で取り上げられていた鈴木プロのパッティングスタイルがとても勉強になりましたので、少しご紹介したいと思います。

(この記事、今もiPadに取り込んでいて、時々読み返しています。)

パターも「インサイドアウト」

パターヘッドを内側に引いて右斜め前に押し出すことで、しっかりボールをつかまえて打つのが鈴木プロのスタイルです。

実際に自宅のパターマットで打ってみました。その様子が下の写真です。

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この写真でうまく伝わるのかどうかやや不安ではありますが、いわゆるドローボールを打つ感覚になるかと思います。

(記事にはパターのヘッドの軌道を角度に関して、詳しいイラストが掲載されています。ご興味のある方はそちらをご覧ください)

この軌道で打ち出した順回転のボールは、カップ周辺の荒れた芝でも最後に切れることはないと言います。

確かに真っ直ぐ引くことを必要以上に意識してしまうと、なぜかカット軌道になってしまい、カップの右側に外してしまうことがあります。この打ち方ですと、それは避けられそうではあります。

この打ち方を鈴木プロはクセと言っていますが、ここまで極めることができればそれは真の技術ですし、むしろ理にかなった打ち方ではないかと思います。

以前、ラウンドレッスンを受けたプロに、インパクトの瞬間にフェースがボールの正面を捉えてさえいれば、ボールは真っ直ぐ出ていくということを習いましたが、それを思い出しました。

4時打法

鈴木プロの「インサイドアウト」のパッティングスタイルを見て思い出したのが、ドライバーの「4時打法」です。

1年以上前ですが、この記事で紹介しました。 

ティーショットの時に、ボールのどこを狙って打つかという話です。

記事でも書きましたが、それまでの私は、ヘッドを真っ直ぐ引いてボールの真後ろ(3時)を打つのが正解とばかり思い込み、何とか芯に当てようと生真面目に取り組んでいました。

この記事で紹介したゴルフ本「いくつになってもスコアは縮まる!!生涯ゴルフの極意 日経プレミアシリーズ」では、そのことが上達を致命的に阻んでいると指摘しています。

クラブのヘッドと正対するのは「3時」ではなく、そこより少し手前の「4時の辺り」というのがこの本の主張です。

そして、やや右方向に向けて打ち出す。この軌道がボールに力が伝わりやすく、かつ自然に振れるスイングの軌道であるというものでした。

これと同じ打ち方をパターでもすることで、よれない球筋のボールを打てるようになるということでしょう。 

鈴木愛スタイルをラウンドで試したい

さて、この朝日新聞の記事を読んだのが、2月24日のことです。

一方で、新型コロナウイルスの影響もあって、2月23日を最後に一度もラウンドしていません。

オープンエアーでプレーするゴルフは感染リスクは低いのではないかと思っているのですが、参加予定のコンペが中止になったり、プライベートラウンドの少し前に地元で感染者が出たため様子見をしたりで、結局1か月以上ノーラウンドの日が続いています。

そんなことで、実際に「インサイドアウト」を実践では試せていません。

パターマットでは芝の雰囲気を味わうことは難しい。

家で練習するなら、ボールの軌道とヘッドの軌道が対比できるよう、ラインの入ったマットがいいと思います。

パターにしてもドライバーにしても、ドロー回転をうまくコントロールできるかどうかが、ゴルフ上達のポイントかもしれません。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コロナの終息を心から願っています。