緊急事態宣言真っ只中です。
10日ほど前に、ゴルフにおけるコロナの影響を書こうとしましたが、うまくまとめられず、公開と下書きを行ったり来たりした挙句、とりあえず考え中ということにして、週末にじっくりまとめ直そうと思っていました。
ところが、その翌日に緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大することになり、一気にフェーズが変わってしまいました。
そんなことで、今も考え中のままになっています。
新型コロナウイルスが感染拡大するにつれて、ゴルフとコロナとの関係性について、さまざまな意見が飛び交っていました。
ゴルフに限ったことではありませんが、今回のような非常時になると、人によって感じ方や考え方が違うのがよく分かります。
さて、前回の記事ですが、タイトルを
【自粛の裏側】同伴者は濃厚接触者にあたるのか?
としたところ、夜遅くに公開して、下書きと公開を行ったり来たりして、結局翌朝「再考中」として内容を削除するなど、実質公開していたのは数時間程度にもかかわらず、今までにないアクセス数となりました。
なんか、すみません。
あのまま公開し続けていれば、結構なアクセス数になっていたのではないかと思います。
プレー中の感染リスクを下げたとしても、それ以前に同伴者が感染していた場合にどう対応したらいいのかという問題、それだけ関心が高かったということでしょう。
ピークアウトへの期待
新型コロナの感染拡大にともなって、何かと行動が制約されてきましたが、緊急事態宣言が全国に拡大されて以降、こうした制約はほぼマックスの状態にあるのではないでしょうか。
一方で、国を挙げて取り組んでいますので、必ずいつかはピークアウトして、徐々に制限が緩和されていくはずです。
しかし、一気に元に戻るとは考えにくく、少しずつ、できることが徐々に増えていくというイメージではないかと思います。
偉そうに言ってますが、私は感染症の専門家でもなんでもなく(当たり前か)、ただ単に心置きなくゴルフをするために、自分を納得させる方法をひたすら考えているだけですので、あしからずご了承ください。
同伴者は濃厚接触者になるのか?
徐々に行動の制約が解かれていくとして、ゴルファーにとっての恐ろしい事態は、感染していた人と同じ組でプレーしてしまうということではないでしょうか。
もちろん自分が感染者であるという想定も含めての話ですが、「同伴者は濃厚接触者にあたるのか」というタイトルに多くの方が反応されたのは、これをリスクと考えるゴルファーが多いということでしょう。
濃厚接触者と判定された場合、2週間の自宅待機はほぼ確定です。
また、ゴルフをした日以降の行動を振り返り、その間に濃厚接触したと思われる人たちに何か言わねばなりません。
そう言われた濃厚接触者の人がさらに濃厚接触していた人にはどうすればいいのかとか、また自分が感染していたことを考えると、もはや制御不能です。
つまりゴルフで感染しなくても、感染者と一緒にゴルフをしたという事実と2週間向き合う必要がでてきます。
ラウンド中は常に2メートル以上離れていたような気もするとか、食事も一緒にはしていないしとか、そういう楽観的自己判断が通用するのかどうか。
気になりましたので、濃厚接触者の定義を確認してみました。
国立感染症研究所によれば、次のように定義されています(前回の記事以降、定義が変更になったようです)。
- 患者と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等を含む)があった者
- 適切な感染防護無しに患者を診察、看護若しくは介護していた者
- 患者の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い者
- その他: 手で触れることの出来る距離(目安として 1 メートル)で、必要な感染予防策なしで、「患者」と15 分以上の接触があった者(周辺の環境や接触の状況等個々の状況から患者の感染性を総合的に判断する)。
「ゴルフの同伴者は該当しない」とかハッキリ書いてあれば安心ですが(そんなことを書くはずがない)、結局は総合的な判断です。
これでは、ピンまでの距離より同伴者との距離のほうを気にしてしまいます。
究極は1人ゴルフ
そう考えると、比較的安全な選択肢は1人でまわるということです。
第2ホームコースにはショートコースが併設されていて、会員は無料で回らせてもらえます。
もちろん1人でもOK。
そんなことで、 自粛ゴルフはこれで決まりと思って、緊急事態宣言が発令される前ですが、久しぶりに行ってみました。
ところが、ショートコースは練習には最適ですが、本番の代替として考えてしまうと、正直あまりおもしろいものではありません。
ドライバーが打てないし、第一スコアもない。
ショートコースでやればやるほど、逆に本番ゴルフが恋しくなるという循環に陥ってしまいました。
どこかに1人で回らせてくれるところはないもんでしょうか。その時はそう思いました。
緊急事態宣言が出された今となっては、他県への移動も、そもそも外出自体が自粛を求められていますので動きがとりにくいのですが、いずれこうした状況が緩和されていく段階において、1人ゴルフのニーズはあるように思います。
誰とゴルフをするか
1人ではさすがに寂しいとなった場合、次の選択肢としては、感染しているリスクの少ない人と回るということかと思います。
その場合、まずは日頃から濃厚接触している人ということになり、やはり同居している家族が第一候補かなと思います。
次いで、親しい友人や知人など、ゴルフをする直近2週間前からの体調や行動をちゃんと開示してくれる相手ということになるでしょうか。
あとは、ゴルフ場のフィルター機能、つまり体調の悪い人や感染の恐れのある人をいかに排除してもらえるかということ。検温とか問診とかの手法が考えられますが、そんなことができるのかどうか。
今回妄想が入り混じりがちでしたが、願うところはただ1つ、
早く心置きなくゴルフがしたい!
それだけです。
そのうち緊急事態宣言が解除されるでしょうが、果たしてその後、どうなっていくのでしょうか。
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。