【ゴルフ本】グリップを直すだけでゴルフが変わるから「もう一度練習してみよう」と思える

多分に感覚的な話ではありますが、ゴルフのスキルは下図のようなプロセスで上達していくのではないかと思っています。(注:上達しない場合もあります。道半ばの私がいうのも僭越ですが)

f:id:teinen-golf:20190131205313j:plain
さて、本題ですが、「グリップ」はクラブとの唯一の接点であり、ここが大事というのはよく理解できます。

それだけに、ゴルフに取り組みだして以降、何かしっくりこない感じがあるのがずっと嫌な感じでした。

「オーバーラッピング」とか「インターロッキング」とか、色んな握り方を試行錯誤しながら試してきましたが、いまひとつうまく力がクラブに伝わっていないというか、充実感がないというか、そんなちょっとずれた感じが続いていました。

オーバーラッピングでは、右手小指の浮いた感じが何とも落ち着かず、右手左手のどこに力を入れて握ればいいのか、ついに掴むことができませんでした。

インターロッキングでは、スイングの時の右手小指のぎこちなさが気になって、スイングもぎこちないままでした。う〜ん、どうしたものか。

そんな時にこの本と出会いました。

グリップを直すだけでゴルフが変わる・・・そうは思いますが、どう直せばいいのでしょうかという話です。

 

貪るように読んだこの本には、日本人に最も適しているグリップとして「テンフィンガー・グリップ」という握り方が紹介されていました。

テンフィンガーといっても「ベースボール・グリップ」のように野球のバットを握るような握り方ではなく、左手の親指は外さず、グリップに沿って伸ばして握るグリップです。

さっそくこのグリップを試してみました。最初はぎこちない感じがありましたが、ほどなく違和感は少なくなり、今ではすっかり馴染んできています。そういう意味で、この本がブレークスルーのきっかけをくれたと思っています。

何人かの方に、スイングがよくなったと言われすごく気分を良くしました。

この他にも、色々と参考にさせていただきました。著者の松吉信様、ありがとうございます。(ちなみに東邦出版)

グリップを直すだけでゴルフが変わるから「もう一度練習してみよう」と思える

グリップを直すだけでゴルフが変わるから「もう一度練習してみよう」と思える

 

 時々ラウンド中に、「ベースボールグリップですか」と声をかけていただくことがあります。ゴルフをよくわかっていらっしゃる方でしょう。その時はこの本の話をして、「日本人に最も適しているらしいですよ」などと話題に出したりしています。

 

毎日練習場でボールを打つのはなかなか難しいですが、自宅でちょっと握る感じを確かめてみる。これを習慣化するのも、ある意味練習ではないかと思います。 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。