少し前から、「○○Tech(テック)」という言葉を耳にするようになりました。
「テック」というのは「技術」を意味する「Technology」を省略した言葉で、代表的なのが「フィンテック(FinTech)」でしょう。
ファイナンス(Finance)とテクノロジー(Technology)を併せた造語ですが、最近はやりのQR決済もこのカテゴリーかと思います。
キャッシュレス化の流れに乗ったQR決済のキャンペーンが、華々しく展開されていますが、20%還元とかの特典がプレー費の支払いに使えたらと少々恨めしく思っています。ま、でもゴルフ場ではクレジットカードですかね。
さて、金融に限らず、色々な分野で✖️Techが進んでいますが、ゴルフの世界においては、まだ「GolTech」といったような言葉は聞かれません。しかしながら、ゴルフの世界でもIT化は確実に進んでいるように感じます。
カートナビ導入、続々
私の行くゴルフ場では、カートに備え付けるタブレット型のナビシステム(カートナビ)の導入が相次いでいて、どうやらこれが普通になってきた感があります。
GPSを内蔵してますので、ピンまでの距離はもちろんのこと、前の組のカートまでの距離もわかりますので、打ち込んだりするリスクは大きく低減されました。
また、スコアを入力することで、ラウンド後にスコア表をプリントアウトしてもらえますし、コンペではリアルタイムで順位が表示される機能もありますので、トーナメント気分が味わえて、なかなか盛り上がれます。
コースガイドなども表示されますので、けっこうなIT感を味わえます。
ゴルフスイング解析システム
テクノロジーと言えば、5年ほど前にエプソンのM-Tracerを買ったことがありました。小型のセンサーをグリップに装着してショットをすると、自分のスイングを様々な角度から分析ができるというものでした。
当時は実力的について行けず、何をどうすればこの数値がどうなるのかが今ひとつ分かりませんでした。今ならもっと活用できるのではないかと思い起こし、家の中を探してみましたが、残念ながら行方不明のままです。
ゴルフにおけるテクノロジーの導入はどこまで進むかという話をするつもりでしたが、5年も前の話ですみません。
M −Tracerについては、今はバージョンアップした機種が販売されているようで、すごく気にはなりますが、もう少し探してみることにします。
下は参考まで。
EPSON(エプソン) スイング練習機 MT500G2 ゴルフ上達支援システム M-Tracer For Golf MT500G2 MT500G2
- 出版社/メーカー: EPSON(エプソン)
- 発売日: 2014/10/08
- メディア: スポーツ用品
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腕時計型ゴルフナビ
今注目しているのが、GARMINのApproach S60です。
YouTubeでたまたま見かけたのですが、ナビ機能はもちろんのこと、自分のスイングを解析できたり、ショットした位置や番手、飛距離なども自動で記録されるという機能も搭載されているようです。
そしてラウンド記録はPC と連携して管理することができるとのこと。なんかすごそうです。本当は使用感をアップすべきですよね。しかし、お値段もなかなか・・・最初の頃より少し下がってきた感じもしますが、ゴルフ5へ行くたびに眺めています。
とりあえず注目のアイテムということで、以下は参考まで。
GARMIN(ガーミン) Approach ゴルフナビ Approach S60 Black 010-01702-20
- 出版社/メーカー: GARMIN(ガーミン)
- 発売日: 2017/10/12
- メディア: スポーツ用品
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次はAI(人工知能)との融合か
IT化の次は、ゴルフツールへのAI導入かもしれません。
Apple Watchみたいな腕時計型端末を装着しておき、「ここは何番で打つべきか?」とかSiriに話しかけるように聞くと、「今日の調子なら8番がいいでしょう。手前から攻めましょう」とか言ってくれるようになるかもしれません。
常にラウンド中に装着しておくことで、過去のプレーをどんどん記憶していき、そこから最適解を導き出してくれるようになるみたいな。時には「ここから池に入れる確率は33%です」とか言われたり。これが楽しいかどうかは別として、イメージとしてはありそうな気がします。
そう言えば、以前Apple Watchをつけてラウンドしていた時のこと。テーショットを打とうとした時に電話がかかってきて、左手が微妙に震え出したので、いったんアドレスを外してしまいました。かかってきた相手が表示されますので、その後も気になって気になって。それからプレー中にApple Watchをつけるのは止めました。
そんなことで、こうした動きがどこまで進化するか楽しみです。IT妄想にお付き合いいただき、ありがとうございました。