【ゴルフ侍、見参】人気のゴルフ番組を見て思うこと

「ゴルフ侍、見参」は日曜日にBSテレ東で放送されている人気のゴルフ番組です。

2012年10月から放送されていて、初期の頃から毎回かかさず録画していますので、ごく初期の頃を除いて、ほぼ全回見ていることになります。(最近では、録画はするものの、3~4回分溜まってしまうこともよくあります)

ゴルファーなら誰もが知っている?! 

この番組、初めてゴルフをご一緒する方に、よく話題として出してみるのですが、ほとんどの方が観たことがあるようです。1回でも観たことがあるという人まで含めると、ゴルフ好きにおける認識率はほぼ100%ではないかと思われます。

 

さて、そんな人気番組ですので、今さら説明の必要もないかもしれませんが、「侍」と呼ばれるトップアマが自身のホームコースでシニアプロマッチプレーで対戦するというものです。

つまり、コースをよく知っているということが、「侍」にとってのアドバンテージになっています。

 

すでに7年近く放送されていますので、これまでの対戦回数は優に300回を超えています。一方で、コースをよく知っているトップアマに対して、よく分かっていないシニアプロという、構図としてはわかりやすいものですので、対戦パターンがある程度類型化されてきた気もしなくはありません。

とは言え、コースは毎回変わりますし、ピンマイクを通じて、独り言とかため息が音声として拾われてしまいますので、この臨場感はなかなか色褪せるものでありません。

普段はピンマイクを付けてゴルフしないですから

このピンマイクというのが曲者で、ラウンド中の立ち振る舞いと合わせて、プレーヤーの人となりを見事なまでに露わにしてしまいます。おそらく出演している「侍」の方も、それを十分に認識しているのではないかと思われます。

普段ならこんなプレーはしないであろうということが起こるのは、テレビカメラとか大勢のスタッフとかの特別な環境下でのプレーということもあると思いますが、実はこのピンマイクの影響が大きいのではないかと見ています。

私ならとても耐えられそうにありません。「あっ」とか「げっ」とか、他にも予期せぬ下劣な言葉がたくさん出てきそうです。ま、私が出るようなことは絶対ありませんが。

淡々と一定のリズムで

この番組、食い入るように見てしまう回と、そうでもない回があります。やはり強い「侍」が出てくると、見応えは一気にアップします。
見応えのある「侍」は、単にいいスコアでまわるというだけでなく、感情面がフラットで、立ち振る舞いにも余裕を感じさせます。そして、相手のショットにあまり影響されず、まさに自らとのみ向き合っている風情を感じさせます。

そういった意味で、まさに「侍」です。(本当の「侍」がどんなものか知りませんが(^^;)

いずれにしても、淡々一定のリズムでプレーすることの大切さがよく分かります。

 

ゴルフが上達しない理由

そんなことで、私のゴルフが今ひとつブレークスルーできないのは、接待ゴルフとか会社の付き合いとか、いわゆるサラリーマン的ゴルフに長年浸ってきたことで、相手に合わせる習性が染みついていることが原因ではないかと思っています。

この習性は決して悪いことではないと思っていますが、一皮向けるためには、このメンタルブロックを打ち破って、相手に影響されない「侍」のメンタルを身につける必要があるようです。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。