先日、購入したApproach CT10を装着してラウンドしてきました。
CT10はクラブのグリップエンドに装着して使うわけですが、GARMIN Approach S40とペアリングすることで、クラブの番手やショットの位置、飛距離なども記録でき、ラウンド終了後にアプリ上でこれらのデータを確認することができます。
なんと未来的なんでしょう。
装着してみる
とは言え、いきなりフルセット(14本)はためらわれましたので、3個セットを購入。とりあえずパターとSWに装着してみました。
こんな感じになります。
左がPSで、右がCT10を装着したSWです。グリップエンドからちょこっとはみ出てる感はありますが、実際には気になりません。ちなみにCT10の重量は9gです。
パターはこんな感じ。
パターについては、太めのグリップにしてありますので、見た目のフィット感は今ひとつです。ただし、実際のスイングには影響はないものと思います。
実戦で使ってみる
早速試してみましたが、早くもCT10を装着した成果(といいますか、装着前との違いが分かる場面)がありました。
まずは、装着前から。
前回紹介した事例ですが、この記録だけみると、2オン2パットのパーに見えますが、実際には2打目がグリーン右のラフに行ってしまい、そこからSWで寄せて、結局はボギーという結果でした。
今回も全く同じくパターンで2打目が乗らず、そこからSWで寄せたという流れでしたが、今回はCT10のおかげで、ちゃんと記録されていました。
こんな感じです。
ちゃんと3打目のSWが記録されています。素晴らしい。
オートショット機能を使いこなす
CT10を紹介するにはいい事例でしたが、本来の目的は、ラウンドデータを振り返って、次からは2打でグリーンに乗せられるようにすることにあります。
手段と目的を間違えないようにしなければなりません。
手段の目的化というのはビジネスの世界でも陥りがちな罠ですよね。手段を手に入れて安心するみたいなことです。
上の事例で言いますと、セカンドショットが右へ行きがちということが分かります。
左手前の池が気になるのと、同じくグリーン左手前のバンカーを避けようとする気持ちの表れかと思います。
グリーン左サイドのラフからでも寄せるのは難しいですので、セカンドはしっかりグリーンを狙って打てるかどうかがポイントであるということかと思います。
それができる気持ちを持つということですね。
センサーが起動する仕組み
さて、このCT10、リチウム電池で動きます。
どうやら周囲の明るさや向きを感知して、センサーが自動的に起動したり、スリープモードに入ったりするようで、マニュアルによれば最大4年間稼働するとのことです。
クラブをキャディバッグから取り出して、クラブヘッドを地面に向けると、センサーが起動し、ペアリング済みのGARMINN Approach S40と接続します。
試しにティーショット前に、SWと接続させてみました。距離はティーイングエリアからのものですが、接続したことがこんな風に表示されます。
【追記】ガーミンApproach S 60の後継機種発売
S 60の後継機種が発売されました。
なんだかゴルフ距離計の範疇を超えている気がします。