【定年カウントダウン】50代でやっておいて良かったこと【5つあります】

いよいよ60代に向けてカウントダウンが始まりました。

これまでを振り返ってみて、50代のうちにやっておいて良かったなーと感じていることがありますので、今回5つにまとめてみました。

こんな感じです。

大筋においてどうでもいい話かもしれませんが、同世代の方々には同じ思いの方もいらっしゃると勝手に判断して、一つ一つみてみたいと思います。 

インプラント

いきなりヘビーな話ではありますが、情けない話、私は昔から歯が悪い。

子供の頃、歯磨きの習慣をしっかりと身に付けなかったのと、歯医者が嫌いであったことが原因です。

人生、最大の後悔です。

一方で、文部科学省の学校保健統計調査によれば、我々定年世代の虫歯率の高さがよく分かります。

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虫歯率は、定年世代が子供時代を過ごした昭和40年代から50年代にかけてピークとなっています。ほとんど全員虫歯状態と言えますから、ここは時代のせいにしておきましょう。

 

40代のうちにすでに右上の奥歯2本失くしていたので、まだ残っている両サイドの歯に、いわゆるブリッジを掛けていました。

それ以降、真剣に歯のメンテに取り組んできましたが、その努力もむなしく、2〜3年ほど前、今度はブリッジを掛けていた一方の歯が、長年の負荷に耐えかねたのか、根元の方で割れてしまい、口の中がとてもややこしい状態になってしまいました。

当時お世話になっていた先生に診てもらうと、

う〜ん、これはもう義歯を入れるしかないですね

と言われてしまいました。

義歯⁉️ それって入れ歯のことですよね(◞‸◟)

50代にして早くも入れ歯って(;_;)

右上のエリアの大部分が崩壊したわけですから、入れ歯と言われても仕方がないことです。

ここは腹を決めて、この事態に真剣に取り組むことにして、インプラントを中心に必死で調べました。

その中で、出会った本。こんな人もいるのかと妙に癒されたのを覚えています。 

欠歯生活 歯医者嫌いのインプラント放浪記

欠歯生活 歯医者嫌いのインプラント放浪記

  • 作者:北尾 トロ
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2017/05/22
  • メディア: 単行本
 

ということで、いい先生にも巡り合って、時間を掛けて治療して、おかげで今は口の中は快調な状態になりました。食べるものにも全く気を使わなくなりました。

さらに、調子に乗ってホワイトニングなんかもしたりして。

歯磨きも1日3回、歯間ブラシの使い方や種類にも詳しくなってきました。

これで老後を乗り切るぞという感じです。

一方で、インプラントにはデリットもあります。

治療期間が長期にわたること、また、骨を削ったりしますので、手術に近いダメージもあります。私の場合は一気に3本でしたから、結構体にきました。出血もありましたし。

そして費用です。3本もインプラントにすると結構な金額になります。投資と思うようにしましたが、老後、収入がなくなってから、インプラントを決断できたかどうか。

そう考えると、50代でやっておいてよかったと思っています。

 

家計の見える化

昨年、老後2000万円問題が話題となりました。年金だけでは足りないので、不足分をしっかり貯めておきましょうというアレです。

その時に使われた数字が、以下の家計調査(総務省)です。

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ここでは、不足額は約5万円となっています。これは平均値ですので、人によって違うのは当然ですが、問題は赤字になって、それまでの資産を取り崩さないと生きていけませんよということです。

もしそうだとすれば、これは恐怖です。

少々資産があっても、あるものが減っていくというのはメンタル的にも何とか避けたいところです。

となると、老後資金戦略としては、定年後であっても「収入≧支出」という状態を目指すことになります。

そのためには、収入と支出の両面から考える必要がありますが、支出面からのアプローチには、家計簿アプリが非常に有効です。

特にマネーフォワードは、家計簿の枠を超えて、資産管理アプリという面も備えてますので、定年世代には最適ではないかと思っています。

 

若い頃から家計管理に真面目に取り組んできたわけではありませんが、3年ほど前からマネーフォワードを使い始め、家計に関する過去データも蓄積されてきました。

こうなると、あらかじめ必要となる経費を見通すことができるなど、色々な分析ができるようになります。それをもとに固定費の見直しを進めるとともに、今は必要だが定年後には不要となる支出も把握できるようになりました。

2019年は、保険、新聞、クレジットカードの見直し、無駄な年会費をはじめ、コストカットに取り組んだ年でした。 

とは言え、65歳以降において、「収入≧支出」を実現することは容易ではありません。

今後は、収入面からのアプローチも避けては通れないと思います。マネーフォワードによって、このことがよく分かりました。

妻との関係性

サラリーマン第2章に移ってから、時間的にも精神的にも多少は余裕ができてきました。必然的にというか、妻と話をする機会が増え、時には2人で飲みに行ったりするようになりました。

以前なら考えられなかったことです。

ビジネスの最前線にいた頃は、仕事以外のことは面倒なことぐらいに思っていましたので、妻からは変わりようを突っ込まれたりもしています。

「やっておいてよかったこと」という主旨では少し違うかもしれませんが、結果的にでも、同志感が高まってきていることは喜ばしいことだと思っています。 

 

子供の自立

50代における最大のミッションは子供を自立させることと思っていましたので、子供たちがそれぞれに職業を持ち、それなりに社会の中で生きているのをみていると、将来のことはわかりませんが、とりあえずは良かったなと思っています。

逆に自立心が強すぎる面を感じなくはないですが・・・

さて、子供の自立ということに関して、最近読んだ本となりの億万長者 〔新版〕 ― 成功を生む7つの法則に非常に興味深いことが書かれています。 

そもそもこの本、アメリカの富裕層研究者が、億万長者とは実際にどんな人かを徹底調査したもので、そうした本物の億万長者から学ぶべき「7つの法則」を導き出した内容となっています。

そのひとつが「親の経済的援助」であって、親から金銭をもらった子供の財産は、逆に少なくなっていくとしています。

そして、子供には魚を与えるのではなく、魚釣りの仕方を教えなさいと説いています。

私は億万長者ではありませんし、与えたくても魚がありませんでしたが、だからこそ魚釣りの仕方や心構えについて、子供の頃からインストールしてきました。

ハングアップしなくてよかった。

となりの億万長者 〔新版〕 ― 成功を生む7つの法則

となりの億万長者 〔新版〕 ― 成功を生む7つの法則

 

この本を読んだのは、子供たちが自立してからですが、その他にも、私の心情と通じる点が多くありました。それなのに、億万長者でないのはなぜでしょう?

 

ゴルフ

最後は言うまでもなくゴルフでしょう。

若い頃はどちらかと言えば積極的ではなかったゴルフですが、50歳を過ぎたあたりから急にハマり出して、会員権を二つも持つようになるとは想像もしてませんでした。

しかしそのおかげで色々な方と知り合うことができて、新たな居場所ができたと思っています。これで上手になれば言うことなしですが、届きそうで届かないまま終わっていくのも人生のありようかもしれません。

いざ定年になって毎日が自由になると、ゴルフなんてすぐ飽きるよという声もありますが、それもまた良しです。

 

このブログを初めて以来の長文になりました。これも自粛モードの影響です。 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。